28/10/2023

OneDriveの同期を解除したらデスクトップのデータが全部消えた!…と思ったら残っていた件

 (This has nothing to do with cryptology. The following is my experience of salvaging Desktop data when I thought I lost them all when I cancelled sync with OneDrive.)

パソコンをOneDriveと同期させるよう促すメッセージがしつこく出るので、仕方なくクリックしてみたが、やばそうだったので同期を解除したところ、デスクトップ上のデータが全部消えてしまった。慌てていろいろ調べたところ、どうやらCドライブのユーザー(またはuser)>***(私の名前の一部)>OneDriveというフォルダーの中に残っていた。たとえば「デスクトップ」という項目をクリックすると、もともとデスクトップにあったデータが一通り残っていたようだ。そこからデータをもとのデスクトップにドラッグアンドドロップして、もとの状態に戻った、…と思う。
同じ悩みを抱えている人も多そうだが、私が慌てて調べていた間はこのことを教えてくれるサイトが見当たらなかったので、書いておくことにした。

なお、OneDrive(GoogleDriveとかiCloudなど、他のクラウドストレージも同じだと思うが)では操作を誤るとデータが全部本当に消えて回復できなくなるらしい。以下、私の勘違いもないとは言えないので、必ず確認して裏を取った上で、自己責任で操作してほしい。

しつこいOneDrive設定のメッセージ

そもそものきっかけはOneDriveがしきりにメッセージを出すようになったことだ(下の画像)。「OneDriveを設定」とあって、「OneDriveにファイルを保存すると、どのデバイスからもアクセスできます。」とある。専門用語でいう「同期」というやつだ。「同期」といのは、PC上のデータとネット上のデータを同じに保っていること。そうすれば自宅PCで作業した同じデータを、出先などのPCで開いて作業を続けることができる。
それが便利なのはわかっているが、PCのデータは何十GB(もっと?)もある。有料オプションを使っていないから入りきれないのは目に見えているのでずっと無視していた。

OneDriveを同期して解消したらデータが消えた

あまりにしつこいので、あるときものは試しとクリックしてみた。PCのデータのアップロードが始まったのだが、しばらくすると案の定データ容量が足りませんというメッセージが出て、エクスプローラのアイコンに×マークがつきはじめた。これはまずいと思って慌てて「同期の一時停止」「同期の解消」などの操作をした(やり方はネットで調べたか、適当に設定をクリックしたかどちらかだったと思う)。ところが「同期の解消」をしたときだと思うが、デスクトップ上のデータがきれいさっぱり消えてしまった。

データはOneDriveフォルダーに保存されていた

もちろんアップロードしたファイルはOneDrive上にあるのだが、無料の容量5GBの範囲でアップロードできたデータはごく一部のはず。あふれた大部分のデータは消えてしまったのだろうか。だが不思議なことに、デスクトップ上に見えないデータも開けるようだった。だが、開いたデータのパスを見てみると、PC上のOneDriveというフォルダー内を見ているようだ。そういえば、OneDriveにアップロードしたデータは、PCのOneDriveというフォルダーに保存されるという説明をどこかで読んだような気がする。結局、
Cドライブのユーザー(またはuser)というフォルダーの***(私の名前の一部)というフォルダーの中のOneDriveというフォルダーの中に残っていた。
外付けHDにバックアップしておいたものから、大量のファイルがあるがあまり変更していないフォルダーを選んで、右クリックの「プロパティー」でファイル数を比較してみたが、アップロードできる容量をはるかに超えているにもかかわらず、なくなったデータはないようだ。ここからもとのデスクトップにデータを戻したところ、どうやら正常に使えるようになったようだ。

OneDriveは何を考えているのか?

そもそも、促されてしかたなく同期をはじめたものの、すぐ解消した。それだけなのになぜデスクトップ上のファイルが消えてしまう、なんてことになっているのだろうか。
おそらく、OneDriveと同期した以上は、データ本体はネット上のもの、というのがクラウドストレージの基本的な考え方なのだろう。だから、ひとたび同期した以上、以後は、「ローカルPCでの変更が常にネット上に反映される」のではなく、「ローカルPCで作業していると思っていても、実際のデータはクラウド上にある」というのが基本的な設計思想なのだろう。だから、「同期」したデータはいったん、見えにくいところにあるOneDriveフォルダーに移されるのだ。アップロードしきれないデータも含めて。
だから同期を解消すると、以後は「クラウド(OneDrive)上のデータ本体」と「PCのOneDriveフォルダーに保存されていたローカルコピー」が別々の道を歩むことになるのだ。

本当に取り返しのつかない場合

作業中、OneDriveのフォルダーも開いてみた。同期を一時停止している間、同期はやめるのだからと思ってOneDriveの大きなデータは削除してクラウドの空きを作っておこうとした。だが削除しようとすると、「削除するとローカルコンピューターのデータも消えます」みたいなメッセージが出たので操作をやめた。もしここで削除を実行していたら、ローカルPCのOneDriveフォルダーにあるデータも消えていて(たぶん同期の一時停止を解除したときに)、それこそ取り返しがつかなかったのだろう。(ただし、OneDriveのごみ箱に残っていれば元に戻せるかも。)
なお、どの段階か忘れたが、比較的使っていない「ピクチャ」フォルダーをOneDriveで削除したかもしれない。そのせいかどうか、ローカルPCのエクスプローラのクイックアクセスにいつも表示されているPicturesフォルダーが使えなくなってしまった。データそのものはOneDriveフォルダーに残っていたので、それをデスクトップにコピーしたから実害はないものの、よくわからない。

次に同期したらどうなるのか?

ローカルPCのOneDriveフォルダーのデータをデスクトップに戻した後、ためしにOneDriveフォルダーの一部のデータを消してみたが、やはりデスクトップに戻したデータは消えなかった。というか、同期はまだ解消したままなのでこれは当たり前だろう。将来何かの拍子にまた間違って同期をクリックしてしまったらどうなるのだろう。OneDriveフォルダーの中ではないから、この削除が反映されることはないと思うがどうなのだろう。あるいはデスクトップに戻したデータがまたOneDriveフォルダーに移されてそれが削除される、ということもあるのだろうか。
こわくてOneDriveフォルダーをスタートアップから削除して、ウィンドウズ起動時にOneDriveが立ち上がらないようにしたのだが、それでもPCを使っているうちに「OneDriveを設定」のウィンドウが出てきてしまう。次はうっかりつられないようにしなければ。


14/10/2023

Samuel Morland's "New Method" Used for Charles II's Ambassadors

Until recently, Samuel Morland's A New Method of Cryptography (1666) has been relatively unknown compared with famous works of John Wilkins or John Falconer published in the same century. I found TNA SP106/6 contains ciphers based on the printed template adapted from this book. See my new article, "Samuel Morland's "New Cipher" Applied in Instructions for Charles II's Ambassador"


 

09/10/2023

Printed Templates during the Reign of Charles II

Different ciphers are used with different correspondents, but main vocabulary of the cipher may be the same for all the channels. So, code making is facilitated if template sheets with necessary words/phrases are printed beforehand. With such templates, a new cipher can be prepared by just filling in code numbers.
I reported such printed templates from ca. 1690 in an article "Diplomatic Codes after the Glorious Revolution", but I noticed there are earlier instances from the Restoration period. So, I now added a section "Printed Templates during the Reign of Charles II" in the article. (I may need to consider renaming the article.)